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12月も売場づくりで売上アップ~平日のクリスマスと陳列計画

2019年も12月に入りました。12月は何かと売り上げがアップするネタは多いので、小さなお店の販売促進が楽しく活用される時期です。

販売促進や売上アップに初めてチャレンジする店長さんは、12月がチャンスです!
売上をアップするのが難しいタイミングもありますから、そこでスタートすると効果を実感するのが難しいのです。
しかし、売上アップにつながりやすいタイミングでチャレンジすれば、その時の売上アップもうれしいですが、なにより、自分でアクションを起こして売り上げがアップできるのだ!という手ごたえを感じることがとても大切です。
そんな、体験と売上アップの手ごたえをつかみやすいのが12月です、積極的にチャレンジしてみましょう。

さて、12月に売り上げをアップさせることができるキーワードと言えば・・・

お歳暮、冬至、雪対策、ウインタースポーツ、クリスマス、年末、正月準備、忘年会、冬休み、ボーナス、大掃除、正月飾り、年賀状、海外旅行、寒さ対策、インフルエンザ、福袋、ネズミ(干支)

これらはほんのごく一部で、思いついたものから並べただけなので、店長さんのお店にマッチする売上アップのキーワードは他にもたくさんあるはずです。

売場の切り替え、次の先取り、商品を残さない

12月は、売上アップのキーワードが、はっきりと切り替わるのが特徴です。
一つの例ですが、お店で一番売り上げを作ることができるコーナーが、お歳暮~クリスマス~年末~来年に向けてと切り替わっていきます、それら一つ一つの売上が大きく、タイミングを逃すとさっぱり売れなくなってしまうというのが12月です。

売り場つくりも一つごとに単独で考えるのではなく、一番売れる場所に、今のピークをテーマにした売り場つくり+次に来るピークを二番目の売場で見せておく、という組み合わせが必要になります。

図のように、お店の入り口正面が、現在のピーク商品、その隣や後ろ側に次に来るピーク商品を紹介しておいてみてはいかがでしょうか?

そして、ピークが終わるタイミングに合わせて、売り切っていく工夫です。
最悪、値引きという方法を使う場合があるかもしれませんが、ピーク中に10%割引するとあっという間に売れる商品が、ピーク過ぎてからは50%割り引いてもなかなか売れないということになります。
よくあるわかりやすい例としては、クリスマスケーキをイメージするとわかりやすいと思います。

クリスマスと言えば、今年は、24日が平日の火曜日なので、21日の土曜日からばらけたピークになると思いますので、21日~22日と、24日に分けてお客様にお喜んでもらえる方法を用意しておくと良さそうですね。

記録を残す

月末の数日間、今年は28日の土曜日ぐらいから特別な売り上げになるお店も多いでしょう。
お店によっては、28日は27日の2倍、29日は28日の2倍、というように売り上げが上がっていくお店もありますね。
そうすると、27日までに仕入れた商品は、普段の10日分もあったりします。
年を越してしまうと売れなくなる商品も多いので、年内に売り切れるか?という不安との戦いになります。
頭の中で、売れ残ったらどうしよう?早く売り切れてしまったらどうしよう?という心配ばかりしていたのでは、目の前のお客様の喜びを見逃してしまうことにもなりかねません。

冷静な判断をしていくためにも、忙しいとは思いますが、日々の売上個数の記録を残しておきましょう。
来年の同じ時期、仕入れ・売り場つくり・販売の目安がそこにあるだけで、心配事が減り、素早く判断ができるようになるだけでも、沢山の時間を作ることができますし、何より心の不安がなくなります。

12月はたくさんの売上を作るとともに、2020年の良いスタートのためにも、売場の切り替え、次の先取り、商品を残さないことが大切です。是非、チャレンジしてみましょう!

#売り場 #売上アップ #クリスマス