コロナウイルス関連での
牛乳消費活動ではありません
私はたまにホットミルクを作る
作るといってもレンジで温めるだけ
なぜ ホットミルクを飲みたくなるか?
それは18歳の昔に遡ります
育った栃木県も方言や発音は
ひどい地域だと思うが
受かった大学が岩手県で
パンチのある方言が楽しかった
入学前のオリエンテーションで
席が近くだった仲間と
恐る恐る駅付近の
レストランと定食屋と喫茶店を
足して割ったようなお店に入る
他県からのメンバーばかりだったので
岩手県のパンチが利いた方言を
理解できなかったり
驚いたりの連続
もしかすると
言葉だけではなく
ビックリするようなものを
飲み食いしているかもしれない?
近くの席のお客さんが
「ぬっぐいちっち」とオーダーした
みんなで顔を見合わせて
道への遭遇だ!きた~っ!
そんな感じに驚いて
とりあえずは
その なんちゃらという
聞いたことがない食べ物を
確認してからオーダーしよう
ということになった
幸いにも 店員さんは
我々のテーブルを
ほっといてくれている
隣のテーブルに
何か運ばれてきた!
恐る恐るのぞき込むと
・・・牛乳?
・・・湯気立ってますね
あっ!
ぬっぐい = ほっと
ちっち = みるく
岩手県民じゃなくても
よーく考えると謎が解けた
そのお客様にも店員さんにも
聞こえるぐらいの大爆笑
本当にくだらない話ではあるけれど
この思い出だけで
ホットミルクを飲もうと思い続けている
きっと それがなかったら
牛乳を温めて飲んでないと思うのです
だから
店長さんのちょっとした何かが伝わったお客様が
37年間もあなたのお店で購入するきっかけに
なる可能性があるかもしれないということ
そんな ゆるい販促が積み重なっているのが
繁盛店ではないかな?