多くの店長さんがしている販促活動は、新規集客を狙っている場合が多いのですが、じつは新規集客はとても費用が高く、時間がかかり、効果がわずかという方法です。
下図のように新規集客では一名あたり数万円かかるということも珍しくはありませんが、既存のお客様にもう一度来店してもらうのは少ない費用で、短期間で、効果が大きい傾向があります。
さらに、お客様の喜びを中心に展開する販促活動では、費用が高いはずの新規集客が無料かつ自動になっていることも珍しくはありません。
この図を意識しておくことで、新規集客よりも再来店と固定客化により、お客様をファンにするという販促活動ができるようになります。
様々な集客のチャンスで一時の売上を目標にしてしまうことも珍しくはありませんが、一時の売上を作るのはコスト高で不安定ですが、リピートしてくれるお客様に目を向けてみましょう。
新聞やガス、サブスク的な売上があるお店だと実感しやすいですが、一人の固定客が月に5,000円だとすると、年間60,000円、10年間で600,000円、30年続けば1,800,000円、そんなお客様が100人いれば、1億8千万の売上になります。
一枚のチラシや、イベントへの出店、まちゼミへの参加等が、その時の売上ではなく、1億8千万円の一部になるお客様と出会うきっかけと考えることで、集客したいお客様が変わりますし、集客すべきお客様の狙いが絞れることで、使う販促ツールも決まります。
このような長期のお付き合いができるお客様は、安売りでは出会うことができません、お客様の喜びを中心にした小さなお店の販売促進に切り替えていくことをお勧めいたします。
小さなお店の売上アップ・販売促進について、また販売促進ツールの作成などお気軽にお問い合わせください。