品揃えは店長さんからお客様へのメッセージです!
売り場はお客様に最も身近な、店長さんからお客様へ向けてのメッセージでありますが、そんな売り場づくりの基本的な部分が品揃えです。
流行りを追えばそういう店だと思われます
利益だけを追えばそういう店だと思われます
喜びをたくさん作れればそういうお店だと思われます
店長さんが何を考えていても、どんな理想を秘めていても、売場や品揃えでお客様は判断するしかないのです。
自分で決めましょう
品揃えされている商品を一つ一つ確かめると、品揃えすることを店長が自らの意思で決めた商品が1%もないというお店も少なくはありません。
・なんとなく
・流行っていると聞いたから
・問屋さんに言われた
・お客様のリクエスト(店長がその必要を感じていない場合)
・周りの同業者もそうだから
八百屋だから大根がある、魚屋だから秋刀魚がある、ということではなく大根や秋刀魚が店長さんのお店のお客様に喜んでもらえている様子がイメージできているかが重要なのです。
そのために必要なのが、店長が自分で決めた商品であるということなのです。
無数にある商品から店長さんの目利きの結果
大根にしても秋刀魚にしても、お客様よりは店長の方が圧倒的に情報量が多いですし、お客様の喜びを見ている店長ならば、その商品がどんな喜びになっているかを常に発見し続けているものです。
喜びを叶えられている商品であれば、どの様なお客様にどのような喜びを?どんなタイミングで?と追及していく。
喜ばれていない商品は品揃えを外さなければならないのですが、喜ばれる工夫や喜び方を伝えられているのかを追及してみましょう。また、現在はお客様に喜ばれていない商品も、店長が喜びを感じている商品であれば、喜びの共有が出来ていないだけで、喜びの情報を発信することで売れ出すことは良くあることなので、喜びを共有できる方法を実行してみましょう。
このような積み重ねがお客様に喜んでもらえる品揃えであり、お店を繁盛させる基礎となります。
関連商品
お客様の喜びが見えてくると、関連商品が動き始まります。関連商品は売上と利益を一気に向上させる力があります。
関連商品とは、店長とお客様が喜びを共有できるお酒が見つかったとします。
そうすると、店長がそのお酒を愉しむ時の愛用品、グラスやお猪口、おつまみはもちろん、テーブルや絵画、聴いている音楽まで、全てお客様は欲しい商品であり、それが関連商品です。
法律等で販売が出来ない商品も出てくると思いますが、可能な商品であれば、積極的に品揃えに加えたり、写真やパンフレットを用意したカタログ販売ならできる商品もあるでしょう。
関連商品は売上や利益が驚くほどアップしますが、売上や利益が先行してしまうと途端にお客様は察知します、あくまでお客様に喜んでもらった結果、売上や利益になるということを忘れないでください。
品揃えについてのご相談等承ります、お気軽にお問い合わせください。